愉快な“病人”たち

TV番組きっかけに発見 麻倉未稀さん「乳がん」闘病を語る

医療系番組の検査で乳がんが発覚した(C)日刊ゲンダイ

 東大病院での検査の結果は「悪性」でした。直径2センチ大のがんが2つ、ひょうたん形につながっていて、乳頭の裏にも、もう1つありました。幸いにもリンパ節には達していませんでしたが、「全摘出手術でないと難しい」と告げられました。

 差し迫った問題は「番組出演をどうするか」でした。病気を公表するかどうかは私の判断に任されました。公表しないということは、つまり番組を降板すること。事務所はそれを覚悟していたようです。でも、私は逆に「番組が絡んで病気がわかったことには何か意味があるはず」と考えて出演を決意しました。5月17日に公表して22日が放送日。手術は6月という段取りになったのです。

 手術は、その後の通院も考えて自宅に近いところがベストだと東大病院の方からアドバイスがあり、湘南記念病院で行いました。なかなか予約が取れない病院なのですが、連絡した時にたまたま「1週間後に1日だけ空いている」と言われ、運命めいたものを感じました。

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