抗がん剤治療によっては、閉経する確率が20%程度あります。抗がん剤が必要なタイプでは、しっかりと抗がん剤治療を行うのがベターですが、若い女性で妊娠を希望されるケースは、主治医とよく相談することが大切でしょう。
薬物治療を中断した南さんは、サプリメントを飲むほかに民間療法に頼っているといいます。今年6月に乳がんで亡くなった小林麻央さん(享年34)もそうでしたが、民間療法はマイナスですから、治療を差し控えるのみでよく、サプリは不要。体の状態が回復したら、薬物治療を再開すればいいのです。
Dr.中川のみんなで越えるがんの壁