老いは階段の上り下りで感じる 改善には動物性タンパク質を

痛感!(C)日刊ゲンダイ

 若々しい中高年が増えているが、実際は筋肉の衰えを感じる人が8割超――。「雪印ビーンスターク」の調査で明らかになった。対象は40~69歳の男女600人だ。

 40代でも9割近くが「年を取った」と感じ、階段の上り下りのときに痛感するという。ところが、筋肉を作る食事についての問いには、「毎日の食生活で必要な栄養が取れている」と回答した人は2割以下。特に筋肉を維持するために食事に気を使っている人は2割程度で、40~50代では特に少なかった。

 管理栄養士の齋藤ゆかり氏によれば、体をつくるもとになるタンパク質は20種類のアミノ酸で構成されており、9種類は食事で摂取しなければならない必須アミノ酸。それらをバランスよく含む食品は卵、牛乳、肉などの動物性タンパク質だ。毎日の食事に1~2品取り入れるのが理想的という。

関連記事