薬をしっかり使って血糖をコントロールしながら、減薬・中止を見据えて生活改善を行うのです。糖尿病治療のガイドラインでも一番に推奨されているのは運動療法と食事療法なのです。
生活改善を始める際に重要なのは、その旨をしっかり医師に伝えることです。薬を使いながら急に始めると低血糖を起こす危険もありますし、自分のライフスタイルに合った薬にあらかじめ切り替えてからスタートしなければならないケースもあります。そのため、自分の行動と目標を医師に伝え、薬の処方を選択してもらう必要があるのです。
最近では、DPP―4阻害薬やSGLT2阻害薬といった比較的安全に使える薬がありますし、これらの配合剤も出ています。薬を使いながら安全に生活改善を進めるにはよい環境が整ってきているといえます。
糖尿病の薬をやめるには、安全に生活改善するのが大切で、そのためには「糖尿病薬の選び方」も大事なのです。
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