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セレブも実践 “脂肪を摂りまくる”ダイエットが米国で話題

 一方で、デメリットも多いといわれます。食事を急に高脂質&低炭水化物に替えると、体がそれに慣れるまで時間がかかります。人によっては数日から数週間、頭がボーッとする、筋肉のけいれん、全身の疲労、場合によっては下痢や吐き気を伴うこともあるそうです。血糖値低下によるイライラも。

 医療関係者は「ケトン体ダイエットをやる時は必ず栄養士やダイエットの専門家の指導を受けるように」と呼びかけています。肝臓に疾患がある人や妊婦には向かないことも強調しています。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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