原因は姿勢の悪さ 一人でできる「首凝り」3つの撃退法

あお向けに寝たときは約15度に(提供写真)

 前かがみ、つまり首がカラダより前に出た姿勢になっているのだ。

「立っているときは真っすぐに立ち、首から骨盤まで一本の軸が通ったような姿勢を心掛けることです。私は“重心線”と呼んでいますが、頭のてっぺんにりんごを乗せて落ちない姿勢です。あごをひき、胸を開き、お腹を引っ込めるイメージ。電車の中などでは、この姿勢を心掛けましょう」(山田院長)

■1分ストレッチ

「会社でデスクに座ったままできる首から肩にかけてのストレッチを毎日やり続けてください」(山田院長)

 やり方は、こうだ。

イ…後頭部に両手を当て、へそをのぞきこむように首を前に倒す。10秒間×2回
ロ…正面を向いて右手を頭の上から左側のこめかみに当て、手を引く感じで首を真横に倒す。10秒間×2回
ハ…胸に両手を当て喉の皮膚が伸びるように引き下げる。同時に首を後ろに倒す。10秒間×2回

 合計1分間の体操だ。まずは、この連休から始めてみよう。

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