男性ではそうしたホルモンによる免疫の変化は見られないので、感染防御効果が安定しているのです。
今シーズンは予防のためのワクチンも不足していますから、ワクチンは女性を優先するなど、女性を感染から守るために、世の男性陣はもっと気を使う必要があるのかも知れません。
医者も知らない医学の新常識
信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。