役に立つオモシロ医学論文

毎日の運動はゲーム感覚で 通常のプログラムより高達成率

楽しみながら運動する(C)日刊ゲンダイ

 この研究では、94家族200人(平均55.4歳)が対象となりました。スマートフォンなど小型の電子端末を用いて、身体活動の目標達成度に基づいてポイントを獲得し、レベルを上げていくなどのゲーム化された運動プログラムと、通常の運動プログラムが比較され、目標歩数達成率が検討されています。

 12週間の運動プログラム実施期間において目標歩数達成率は、ゲーム化されたプログラムでは0.53、通常の運動プログラムでは0.32となっており、「ゲーム化されたプログラムで統計学的にも有意に目標達成が多い」という結果が示されました。継続することがなかなか難しい毎日の運動も、ゲーム化することで楽しみながら実践できるかもしれません。

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青島周一

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

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