これで「物忘れ」は怖くない

年を取っても若い脳をキープ 秘訣は「性格」にあった

人と話をしてストレス発散(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 さらに、眞田クリニック・眞田祥一院長はこう指摘する。

「気持ちが沈みがちな人は、行動力が低下しています。行動力が低下すると、手足を動かさなくなる。すると脳血管障害から認知症になる確率が高まってしまうのです」

 脳血管障害までいかなくても、脳内の血流が悪化すれば物忘れが起きやすくなる。それを防ぐためにはじっとしていないで手足を動かすこと。そして「脳の中枢を喜びで刺激すること」だと眞田院長。

「ストレスのかかる場面でも、人から褒められれば喜びが生まれます。誰も褒めてくれなければ、自分で自分を褒めましょう」

 一日の終わりには、「よく頑張った」と自分を褒めてあげよう。イヤなことがあれば、人に愚痴って発散だ。

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