皮膚を科学する

冬に子どもの“ほっぺ”が赤くなり大人はなりにくい理由

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 大人になってほっぺや鼻が赤くなる皮膚病もある。見た目が酒を飲んだような“赤ら顔”になることから「酒(しゅ)さ」という病名が付けられているが、酒が原因で起こるわけではない。

「慢性炎症によって毛細血管が拡張して赤くなるのですが、原因は不明です。日光、精神的ストレス、気候、飲酒、香辛料、運動などが誘因になるとされています。軽症の段階であれば、レーザー治療で赤みを薄くすることができます」

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