独白 愉快な“病人”たち

49歳で手術 川原みなみさん「腰椎すべり症」で体内にボルト4本

担当医師に背中を押され手術を決断(C)日刊ゲンダイ

 それが日を追うごとにだんだん範囲が広がってきて、腿から膝にかけて脚の裏側や側面も痛くなってきたのです。座っていればなんともないんですけどね。痛み始めて半年ぐらいで整形外科へ行ってみました。レントゲン検査の結果、「ひどくはないけれど、すべり症ですね。腰の背骨が前にズレている」と告げられ、腰を上下に引っ張る牽引のような治療を受けました。

 何度か通いましたが、一向に良くならないのでマッサージに通ったり、評判がいいと聞いた大阪の鍼灸院へ通ったりもしました。それでも良くならなかったので、初めの整形外科へ「全然良くなりません」と訴えました。でも、やはり治療は同じ牽引だけでした。

 そこで、京都で有名な整形外科へ行ったところ、やはり「腰椎すべり症」と診断されました。もっと正確にいえば、すべり症によって脊柱管狭窄を起こしているということでした。

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