愉快な“病人”たち

初の人間ドックで発見 DJ KOOさん脳動脈瘤で家族が一つに

「この経験をどんどん発信していきたい」とDJ KOOさん(C)日刊ゲンダイ

「脳の血管がいつ破裂するかわからない」という状況下にいる心境は、言葉では言い表せません。「あと何週間かしたら自分の存在がなくなるかもしれない」と思って、生まれて初めて人生が見えなくなりました。

「脳動脈瘤」が発見されたのは今年の9月。テレビ東京系の「主治医が見つかる診療所」という番組の収録で訪れた病院でのことでした。仮にこれがあと1カ月先の出来事だったら、今こんなに元気ではいられなかったかもしれません。

 人間ドックは人生初の経験でした。脳動脈瘤がわかったのはMRAという検査です。「左目の視神経の後ろの動脈に7・8ミリの瘤がある」とのことでした。しかも、その瘤にさらに瘤が発生した状態になっていて、いつ破裂してもおかしくない危険なレベルだったようです。医師からは「これはすぐに手術した方がいい。私の身内なら今すぐ手を引いて病院に連れていきます」と言われました。

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