疲れない心と体を手に入れる

食事や入浴でも工夫を 脳疲労を溜めない4つの生活習慣

鶏の胸肉で酸化ストレスを撃退(C)日刊ゲンダイ

 血行が良くなると、自律神経の負担が軽減される。

「自律神経は、呼吸、心拍、血管の収縮と拡張など、全身の血液循環のすべてをコントロールしているため、血流を安定させることが一番大変な仕事です。血流が悪いと自律神経がフル回転するため疲労がたまります」

 ただし、寒いからといって熱い湯につかるのは逆効果。交感神経が刺激され、かえって自律神経が疲弊してしまう。

「お湯の温度は40度が理想的です。ぬるく感じる人は、湯船につかってから追いだきをして温めるようにしてください。一番危険なのは寒いところからいきなり熱い湯に入ることです。浴室暖房などで浴室全体を暖かくする工夫も大切です」

●軽く散歩する

 息切れするような強い運動はNG。1キロ以内の距離を、汗をかかない程度のスピードで散歩するだけで効果がある。

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