ネットの弊害はあっても、メリットの方が大きいというわけだ。ネット検索をするだけでも、意外と脳を使う。
「ネット上では常に新しい情報があふれていて、新しいことにチャレンジする助けになります。だから私は、高齢の方にこそスマホを持つことをおすすめしたいと思います」(米山院長)
工藤院長は、ネットの便利さを認めた上で、あえて「脳にストレスを課す」ことをすすめている。
「ネットショッピングをすれば外出しなくてすみますが、それでは足腰が弱り、脳の衰えにもつながりかねません。便利な時代だけに、あえて歩いたりペンを持ったりすることを心掛けたいものです」
良い意味でストレスのある生活を。
これで「物忘れ」は怖くない