「自宅の家族会議で、女房は“この人終わりなのかしら”と言うし、2人の息子(35歳、32歳)に説明すると“あ、そう”という生返事です。でも、手術を受けることは、まだ私にも生きる望みが残されていると言いきかせましたね」 4月22日、吉田さんは妻を伴い「東京医療センター」の門をくぐった。
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