弥生人は、稲作を通じて高度な文化を育みました。大和朝廷がどこにあったのかは諸説ありますが、ALDH2の変異の分布を加味すると、近畿を後押しする材料になると考えてもいいかもしれません。
かつて顔立ちがスマートな人をしょうゆ顔、濃い顔の人をソース顔と呼んだことがありました。仮に弥生系をしょうゆ顔で、縄文系をソース顔とすれば、しょうゆ顔の人はALDH2の変異型を持っている可能性が高く下戸で、ソース顔の人は飲めるタイプといえるでしょう。
しかし、正常型の人はアルコール中毒や肝機能障害になる割合が高い。ソース顔で飲める人も、お酒は楽しくほどほどに、です。
Dr.中川のみんなで越えるがんの壁