1週間体験した 睡眠時無呼吸症候群「CPAP療法」の効果

これがCPAP(提供写真)

「CPAPは“相性”がピタッと合えば睡眠の質が劇的に改善されます。自分でもずっと使用していますが、初めて使った時は起床時の爽快感に驚いたほどです。ただ、マスクを装着するため、人によってはフィットせずにどうしても気になってしまったり、なんとなく息苦しい感じがして、いつまでも慣れないといった理由で断念されるケースが3割ほどあります。最初は違和感がありますが、慣れれば気にならなくなってくるので、まずはガマンして使ってみてください」(梶本院長)

■最初はマスクに違和感も

 たしかに最初は違和感だらけだった。何よりも気になったのは、鼻呼吸しなければならないこと。鼻を覆ったマスクから空気が送り込まれるので、口呼吸すると口から空気が抜けて呼吸しづらくなる。幼少の頃からずっと片方の鼻が詰まっていて口呼吸が当たり前だっただけに、ダメかもしれないと思った。しかし、マスクを装着して口を閉じ、恐る恐る鼻呼吸だけにしてみると、息苦しさはまったく感じない。日中も自然と鼻呼吸になっている時間が増えた。

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