■ダイエットによさそうな食材が「最悪」の場合も
今は、定期的に人間ドックと甲状腺機能低下症を悪化させないための治療と副腎皮質ホルモンの注射を続けていますが、基本は食事療法です。
「とにかく自然治癒力を上げることが大事」という医師の指導を受けています。
主食を玄米やもち麦にして、肉なら赤身、野菜なら緑や赤の色の濃いものを軸に、ショウガなど体を温める食材を取ることを心掛けています。大量に飲んでいたお酒やたばこは基本的にはやめました。我慢し過ぎてストレスになるのは、それこそ病気のもとなので、少し緩めですけど(笑い)。
私が今一番言いたいのは、「ダイエットしようと思ったら、まず甲状腺もですが自分の体の状態を知るため診察を受けたほうがいい」ということ。ダイエットによさそうな食材が甲状腺の病気には最悪だったりするんです。
独白 愉快な“病人”たち