愉快な“病人”たち

1年間病院を転々 水野タケシさんの座骨神経痛“難民”時代

コピーライターで川柳作家の水野タケシさん(C)日刊ゲンダイ

「イタタタタ、アイタタタタタ、イタタタタ」

 これは2017年の一句です。去年はずっとこの痛みに支配されていました。

「座骨神経痛」とわかったのは、昨年の年頭。クロスバイク(スポーツ自転車)で10キロほど走った後、自宅に戻ると腰に違和感があり、「あ、またギックリ腰だな」と思ったのです。

 ボクはこう見えてランニングも趣味で、毎日10キロ走っていました。年に2~3回は寒い時季にギックリ腰になるのです。ランナーのギックリ腰はさほど珍しくありません。いつも、3~4日もすればだいたい良くなっていました。

 ところが、去年のそれはなかなか治らず、「変だな」と思っているうちにだんだん悪化していきました。いつしかあおむけで寝られない状態になり、さらに左脚だけ膝下の感覚がなくなってきたのです。さすがに怖くなって、行きつけの整形外科医院を受診しました。レントゲン検査の結果、「第4と第5の腰椎の間隔が狭くなっています。座骨神経痛ですね」とのことでした。腰椎のヘルニアが座骨神経を圧迫していたわけです。

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