独白 愉快な“病人”たち

1年間病院を転々 水野タケシさんの座骨神経痛“難民”時代

コピーライターで川柳作家の水野タケシさん(C)日刊ゲンダイ

■男性にとっても「冷え」は大敵

 そこで思い出したのが、自宅からはちょっと遠い、例のヨガの先生推薦の鍼灸師です。もう遠いなんて言っていられませんでした。実は今日もそこへ行ってきた帰りです。今日で4度目。電話番も置かず、たった一人でひっそりやっている先生で、みっちり45分の施術を受けています。

 鍼はまったく痛くないから寝ちゃうくらい。週1回、行くごとに良くなっているのを実感しています。それでいて値段が安くて何より若くてイケメンなのがいい(笑い)。

 その先生によると「座骨神経痛は横隔膜が大事」とのこと。つまり呼吸が大切で、横隔膜が硬いといろんなところに影響が出るみたいです。鍼灸専門だけど、立ち姿勢や関節の可動域など今まで気付かなかった自分の体のゆがみやクセをわからせてくれるんです。「冷え」もダメ。女性だけかと思ったら、男性にも大いに関係あるんですって。

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