年をとったら「太る」を目指す

椅子からのスクワットはフレイル対策に最適な運動

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 高齢で食べる量が少なく、運動もあまりしないでいると、サルコペニアや骨粗しょう症を起こしやすくなります。サルコペニアで動かなくなると一層、骨粗しょう症やサルコペニアが進むという悪循環に陥ります。

 若い時は生活習慣病対策として、高齢になってからはサルコペニア・骨粗しょう症対策として、ぜひ運動を日常的にしていただきたいです。

 では、サルコペニア・骨粗しょう症対策の運動として何がよいでしょうか? たとえば、最近はあまり見かけませんが、ゲートボールは高齢者にとって筋肉維持に役立つ運動です。外でやるので日光を浴びることもいいです。

 日光は骨を丈夫にするビタミンDの生成を促し、骨粗しょう症対策にもなります。さらに最近、「血中ビタミンD濃度が高いと、がんリスクが男女ともに20%低下する」という研究結果が発表されています。

1 / 2 ページ

若林秀隆

リハ栄養、サルコペニア、摂食嚥下障害を特に専門とする。日本リハビリテーション医学会指導医・専門医。

関連記事