入院患者に対するHIVのスクリーニングは行っていて、感染している場合は守秘義務に従って本人だけには伝えます。ただ、本人が感染していても直ちに他の患者に迷惑がかかるわけではありませんし、社会的、道義的な面からも以前ほど神経質になったりするようなことはなくなっています。
感染症対策のために実施するスクリーニングはこうした経緯を経て、いまはMRSAとVREが重要視されているのです。
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