そんな中、ドイツの大学生633人を対象に、利用しているSNSと、利用者の性格的特性や精神健康状態との関連を検討したアンケート調査の結果が、「プロスワン」18年1月25日付に掲載されました。
解析の結果、フェイスブックとツイッターで利用者の性格傾向が異なっていることが示されました。
自尊心が強く、自己陶酔性が高い人はフェイスブックの利用が多く、逆の性格傾向ではツイッター利用が多いという結果でした。また、精神健康状態が悪い傾向の人でツイッター利用が多く、逆に良い傾向の人ではフェイスブック利用が多いという結果でした。
この結果がそのまま我が国の状況に当てはまるとはいえません。とはいえ、どんな性格傾向の人にどんなSNSが好まれるのかを示唆する、興味深い研究結果となっています。
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