役に立つオモシロ医学論文

フェイスブック利用者は自尊心が強く自己陶酔しやすい?

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 そんな中、ドイツの大学生633人を対象に、利用しているSNSと、利用者の性格的特性や精神健康状態との関連を検討したアンケート調査の結果が、「プロスワン」18年1月25日付に掲載されました。

 解析の結果、フェイスブックとツイッターで利用者の性格傾向が異なっていることが示されました。

 自尊心が強く、自己陶酔性が高い人はフェイスブックの利用が多く、逆の性格傾向ではツイッター利用が多いという結果でした。また、精神健康状態が悪い傾向の人でツイッター利用が多く、逆に良い傾向の人ではフェイスブック利用が多いという結果でした。

 この結果がそのまま我が国の状況に当てはまるとはいえません。とはいえ、どんな性格傾向の人にどんなSNSが好まれるのかを示唆する、興味深い研究結果となっています。

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青島周一

青島周一

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。