たばこが原因となる病気は、がんばかりではありません。脳卒中や心筋梗塞などにも影響し、たばこで年100万人以上が病気になっています。そして、そのための医療費は年間1兆4900億円に上ると推計されているのです。
2018年3月末に公表された「東京都がん対策推進計画」(第2次改定)では、重点指標・がんの予防対策で「受動喫煙をなくす」としていて、「東京都受動喫煙防止条例(仮称)の施行に向けて取り組んでいきます」とうたわれています。
国の健康増進法とは別に、各都道府県は東京五輪の前に「受動喫煙をなくす」条例を制定してほしいと思っています。
がんと向き合い生きていく