そうこうしている間に食事ができなくなってくると、もうそんなことを気にしていられない。何か食べたいものを食べさせたいなどと思うわけですが、時すでに遅し。食べられないまま、アッという間に亡くなって、最後の食事も糖尿病食という不幸なことは珍しくありません。
「いつ死ぬか分かったもんじゃない」からといって若いころから暴飲暴食というのも問題ですが、「いつまでも生きるつもりで、どこまでも食事に気を付けて」というのも、極端という意味ではとても似ているところがあります。
数字に縛られることなく、日頃から適当な対応が案外いいのかもしれません。
生活と健康 数字は語る