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歳を取っても老眼鏡をかけたくない すぐに役立つ対策は?

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 すると、それまで感じていた肩凝りが嘘のようになくなりました。日本では老眼対策をしていない人が多過ぎる。

 私は、40代後半になっても裸眼でいることには無理があると思っています。

 老眼の初期症状は「遠くの物が見えにくい」。朝や午前中はよく見えたのに、仕事から帰る頃には遠くが見えにくい。「手元の文字が見えるからまだ老眼じゃない」と目の不調を我慢する人も多いのですが、誤った情報であるということを知ってほしいですね。

 老眼を遅らせようと闘う必要も、我慢する必要もない。老眼鏡は進歩が目覚ましい。高機能レンズ使用の遠近両用眼鏡やコンタクトレンズをかけると、日常生活が本当に楽になります。遠近両用眼鏡を使い始めた患者さんは「頭痛がなくなった」「肩凝りが楽になった」と喜んでくれます。

 遠近両用眼鏡やコンタクトは、快適な生活を送るためにあるもの。一人でも多くの方が老眼を受け入れ、早めに対策を講じることを願っています。

(梶田眼科・梶田雅義院長)

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