着色汚れは歯の表面に飲食物に含まれるタンニンなどのポリフェノールや、たばこのヤニなどが付着。唾液中のリン酸やカルシウムなどが結びついて歯に固着し、取り除きにくくなる。
「このとき、気をつけなければならないのは同時に取ると歯を着色しやすい食べ物の存在です。炭酸飲料やアルコール、スポーツドリンク、シュウ酸が豊富なホウレンソウなどは歯の表面のエナメル質を溶かして脱灰して、荒れた歯の表面をつくります。そこは着色汚れがつきやすいのです」
ちなみに歯に着色しやすい飲み物の代表はタンニンが多く含まれるコーヒーや紅茶、ワイン、緑茶など。食べ物ではカレーやチョコレートなどだ。
しかし、こうした着色汚れは固着するまでに数日かかるため、毎日正しい歯磨きをしていれば、防ぐことができる。
問題はストレスがかかった場合だ。
ストレスによる歯のトラブル