ストレスによる歯のトラブル

ストレスによる唾液の変化で歯の黄ばみやくすみに拍車が

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「人はストレスがかかると唾液の分泌量が3割程度減ることが、多くの研究で確認されています。唾液量が減ると口腔内が乾いて、細菌が増殖しやすくなります。しかもストレスで唾液の質もサラサラからネバネバに変わります。そうすると口腔内の洗浄・殺菌作用が大きく低下して、細菌の増殖に拍車がかかり、歯の表面に色素汚れが付着しやすくなるのです」

 歯の汚れから身を守るには着色汚れの原因となる飲食物を意識し、飲食後に特に歯をまめに磨くことは当然。気になる人は唾液腺マッサージやよく噛んで食べるなど、唾液量を増やす努力を加えることだ。

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