愉快な“病人”たち

切れた靱帯放置で歩行困難…ブル中野さんは膝手術前も壮絶

痛みを我慢していた当時は「のちに歩けなくなるなんて思いませんでした」(C)日刊ゲンダイ

 左脚の「変形性膝関節症」で人工関節を入れる計画でしたが、結果的にはそれをせず、胃を約10分の1の大きさにする手術を受けました。「どういうこと?」と思うでしょうが、手術した3年前の私は体重が100キロ近くあったんです。まずは体重を落とさないと人工関節にもできないということでした。でも、胃を小さくしたことで想定以上に痩せたので、人工関節は不要になりました(笑い)。現在、身長170センチ、55キロです。

 もともとの原因は、現役時代に負った左膝の靱帯損傷だと思います。試合中に「これは切れたな」と思ったのですが、当時25歳だった私は診察も受けずケガを放置しました。試合の予定が詰まっていたこともありますし、少しでも休めば今のポジションを誰かに取られてしまうと思ったからです。のちに歩けなくなるなんて思いませんでしたし、15歳のプロレス入門時から「痛みはガマン」という教えで育っていたので、耐えてしまったんです。

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