愉快な“病人”たち

両足手術を即決…ダ・カーポ榊原広子さんと変形性股関節症

榊原広子さん(右)とご主人の榊原まさとしさん(C)日刊ゲンダイ

「今のうちに手術すれば自分の軟骨を使って治せる」とのことで、残っている軟骨をスライスして足りないところへくっつけて形を整える手術があるというんです。そうすれば、「人工股関節とは違って自分の骨と一体化するので、術後は良好だし、進行も食い止められる」と言われました。

 その時は右股関節だけの問題で、左側の軟骨はそれほど削れていなかったのですが、股関節脱臼の過去から「将来的には左足も同じようになる」と言われたので、「じゃあ、両方ともやりましょう」と即決しました。夫は「他の病院でも診てもらったら?」と言いましたが、聞く耳持たず(笑い)。何より長年の痛みの原因がわかったことがうれしかったんです。

 まずは右側の手術で、全身麻酔で約4時間かかりました。1カ月はベッドからおりられない生活で、トイレもベッドの中でです。最初は「できない」と思ったんですけど、これができるようになるんですね(笑い)。そして車椅子、プールでのリハビリを経て多少歩けるようになってから左側を手術。まったく同じ工程をもう一度味わいました。

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