氾濫する「歯磨き情報」にまつわる5つの誤解 歯科医が解説

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 パワーがあり、手磨きのように力加減がうまくできないため、歯の表面や歯ぐきを磨き過ぎてかえって傷めてしまう。こうした理由から敬遠する人は多い。しかし、最近はセンサーを搭載してスマホアプリを見ながら使う「スマート歯ブラシ」が登場、中高年でも安心して使えるようになった。

「歯科医師が利用者の口腔内を見て、歯並びや歯垢のたまっている場所をチェック。それを電動歯ブラシに登録、この情報をもとに理想的な歯磨きが行えるようになりました。歯磨きの最中に設定した角度や力から外れると本体のランプが点灯して間違いを正してくれるものもあります」

 中には歯磨きが終わった後に、正しい歯磨きができたかどうか、アプリが成績を表示してくれるものも。

「そもそも電動歯ブラシは手磨きでは難しい場所まで磨いてくれるわけで、使い方を歯ブラシ自体がリードしてくれるのなら利用すべきです」

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