卵巣がん死亡率が95%低減 遺伝子検査を医師が薦める根拠

卵巣がんは1次予防が大事(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 近年は、この2つの遺伝子変異が前立腺がんや膵がんにも関係していることが分かっている。

「遺伝子変異は一生涯変わることがなく、遺伝性のため、ほかの家系にも影響してきます。該当項目がある人には、まずは遺伝カウンセリングを受けた上でBRCA1・2の遺伝学的検査を検討することを薦めます」

▽遺伝カウンセリング、検査、RRSOはすべて保険適用外。慶応義塾大学病院では、遺伝カウンセリング15分以上3000円+初診料または再診料。

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