役に立つオモシロ医学論文

「妊活」成功のカギは果物とファストフードの摂取状況

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 不妊症のリスクについても、果物を1日3回以上摂取した女性と比較して、1日1~3回未満では7%、週に1~6回では18%、月に1~3回では29%、統計学的にも有意にリスクが増加しました。また、ファストフードを週に4回以上摂取していた女性に比べて、週に2~4回未満では18%、週に2回未満では34%、まったく摂取しない人では41%、統計学的にも有意にリスクが低下しました。

 過去の食事摂取内容を聞き取りにより調査した本研究は、被験者の思い出し方に偏りが生じてしまう可能性もあり、結果の妥当性には議論の余地もあります。とはいえ、果物の摂取量を増やし、ファストフードの摂取量を減らすことで、妊娠までに要する期間の短縮が期待できるかもしれません。

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青島周一

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

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