このデータから「女性の大腸がんリスクとビタミンDはかなり強い関連性がある」と分かったのですが、理由はまだ解明されていません。
調査に参加した米国がん協会のディレクター、マージ・マッカロク氏は「ビタミンDが女性ホルモンに何らかの影響を及ぼす、またはビタミンDががん細胞自体の増殖を抑える。もしかするとがん細胞を殺している可能性もある」とコメントしています。
しかし、ビタミンDを大量摂取しても効果が増大するわけではないようです。
ビタミンDサプリががんの予防になる確証がない今、もしビタミンDを意識して取るなら、ビタミンDリッチな食品、具体的には魚や乳製品などから摂取した方がいいという専門家も。
日光に当たることでも体内のビタミンDは増えますが、こちらは逆に皮膚がんのリスクを高めるので、避けたほうがいいと呼びかけています。
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