愉快な“病人”たち

告知に泣いてしまい…小林アナさん乳がん手術決意と逡巡と

小林アナさん(C)日刊ゲンダイ

「ちょっと大げさだな」と思いつつ、両胸の組織を取られ、「結果は1週間後」とのことでした。

 ところが結果を聞きにいく1日前になって、病院から「グレーなところでまだ結果が出ていない」と連絡があり、「エッ?」となりました。

「もう1週間待ってください」と言われ、やっと聞いた結果、「いろいろ調べましたが、がんでした」と告げられたのです。

 どうやらしこりになる前の初期の初期で、転移もほぼない非浸潤性とのことでした。

 ただ、右胸の石灰化が全体にあるため、一部を取ってもがんになる可能性があるといいます。で、医師から「もしボクの家族だったら右胸全体の摘出を勧めます」と言われたのです。

「エッ! 全摘ですか?」となったのはこのときです。初期の初期でしこりもない、非浸潤性で転移もないのに全摘……。大ショックです。もちろん温存の選択肢もあると言われましたが、「一度に取って作り直した方がいいよ」との助言。そして「どうします?」という医師。何なら手術の日程までその場で決めたいような空気の中、心も頭もついていかずに泣いてしまったわけです。

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