膵がん5年生存率80%以上を可能にする「4つのポイント」

新たに膵がんと診断される男性は年間10万人当たり29.1人(C)日刊ゲンダイ

 超音波の精度は向上しており、高周波プローブでの拡大観察が可能な超音波観測装置であれば、膵臓をこれまで以上に詳細に観察できる。

 ただし、高周波の超音波を置いている検診医療機関はまだ多くない。疑わしいと思ったら、肝胆膵を専門とする診療科のある医療機関を受診することを勧める。超音波検査の認定技師がいるとより理想的だ。これらによって、1センチ以下の早期がんを発見できる可能性が高くなる。

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