梅毒が若い女性に急増中 症状から治療法まで知るべきこと

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

■感染経路   

 母子感染もあるが、圧倒的に多いのは、性行為で梅毒の菌に感染している粘膜や皮膚に接触して、感染するケース。

「最初から最後までコンドームを装着していれば、感染のリスクを減らせます。しかし“射精時だけ”では駄目です」

 オーラルセックス、アナルセックスでも感染する。梅毒の菌の感染力は強く、1回の性行為でも感染する率は高い。要は、梅毒の感染者と1回でも性行為をしたら感染を疑うべき、ということだ。

■症状

「感染して3~4週間後に、性器や唇、肛門など感染部位に“しこり”や“ただれ”が出ます。痛くもかゆくもありません。症状は3週間ほどで消え、3~4カ月後、お腹や全身の皮膚に、バラ疹と呼ばれるピンク色の細かい発疹が出ます。やはり痛くもかゆくもなく、数週間で消えます。性器にじくじくと隆起した扁平コンジローマができることもあります」

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