アトピー性皮膚炎が治らない 薬の塗り方に「3つの間違い」

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 次に、「塗る範囲・塗り方の間違い」。

「患部全てに塗る必要がありますが、ごく一部のひどい部分にしか塗っていない。擦り込むように塗るのも駄目。患部に刺激を与え、炎症部位に薬が十分行き渡らない。そっと薬で表面を覆うように塗る」

 そして、「ステロイド外用薬の使用を不適切に勝手にやめてしまう間違い」も。ステロイド外用薬に対する誤った認識や不安感からだ。本来は重症でないアトピー性皮膚炎が、重症化しているケースも少なくない。 

「慢性化していない状態であれば、正しい塗り方を会得すれば、たいていは1週間程度で症状が軽減。作用の弱い薬へと替えられ、最終的には保湿剤中心で対応できる患者さんも多い」

■早期治療で慢性化を防ぐ

 特に乳幼児の湿疹は、アレルギー体質(アトピー性皮膚炎約10倍、食物アレルギー約20倍)のリスクとなるため、早期治療が望ましい。

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