WHO「ゲーム障害」認定 “依存しやすい脳”はスマホが生む

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 医師で作家の米山公啓氏(神経内科)が言う。

「脳はある種の刺激に慣れると、より強い刺激を求めるようになって、“依存しやすい脳”になります。そうなるのに、若者も高齢者も関係ありません。ハードルが低いほど依存しやすいので、より身近なスマホゲームは注意が必要です」

 前出の熊山氏も「今、スマホで流行している集団型シューティングゲームのプレーヤーはほとんど大人。やり始めると抜けられない中毒性があって、徹夜でプレーして会社に遅刻するサラリーマンはザラにいます」と言う。

「自分がまさか」と笑うアナタも、実はゲーム障害の一歩手前だったりして……。

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