中央値で16・9年にわたる追跡調査の結果、アブラナ科の野菜摂取量が最も少なかったグループに比べ、最も多かったグループで総死亡のリスクが男性で14%、女性で11%、統計学的にも有意に低下しました。また、男性ではがんによる死亡リスクが、女性では心臓病や脳卒中による死亡リスクが、それぞれ統計学的にも有意に減少するという結果でした。
アブラナ科の野菜を積極的に摂取している人は、他の食事内容についても健康を意識している可能性が高く、この研究結果のみでアブラナ科の野菜が健康に良いと結論することは難しいかもしれません。とはいえ、適量の摂取を否定するものでもありませんので、健康に関心のある方はこうした野菜を積極的に取り入れた食事をしてみるのもいいかもしれません。
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