特に腸の奥まで届くレジスタントスターチは通常大麦の4倍。大腸がんは7割が大腸の出口に近い奥で発生する。大腸の奥をケアすることはとても有効だという。
具体的な健康効果は?
「腸の働きをよくして便秘を改善するほか、大腸のバリアー機能を高めて肥満を予防したり、免疫力を高めたりする働きがあります。また、糖尿病や高脂血症など動脈硬化を引き起こす生活習慣病やうつ病などの予防にも期待が寄せられています」
特に生活習慣が乱れがちな中高年サラリーマンには、肥満や便秘の予防に効果アリ。実際、スーパー大麦によって、体重や体脂肪が減少したという報告もあるそうだ。
「“第2の脳”と呼ばれる腸内環境を整えることは、さまざまな生活習慣病を予防するだけでなく、ストレスを抑えることも考えられています」