愉快な“病人”たち

悪性リンパ腫と闘う垣原賢人さん「怖くて仕方がなかった」

垣原賢人さん(C)日刊ゲンダイ

 14年の年末になって仕事が一段落したので、ようやく町のクリニックを受診しました。すると「こんなに大きなしこりは見たことがない」と驚かれ、すぐに大学病院を紹介されました。

 大学病院で採血とリンパ生検を受けました。その翌週に診断が確定するとのことで、妻と一緒に聞きにいったところ、医師から「悪性リンパ腫、いわば血液のがん」だと告げられたのです。しかも、「ステージ4で完治はなかなか見込めない」とも知らされました。

 ちょうどその半年ぐらい前に、高倉健さんが悪性リンパ腫で亡くなっていたので、「大変な病気にかかっちゃった」と思いました。

 すぐに入院となり早速、抗がん剤治療を始めました。

「濾胞性リンパ腫」という年単位でゆっくり進行するタイプで、しつこくて再発率が高く、なかなか完治は見込めないといった話をあらためて説明されました。

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