生活と健康 数字は語る

血圧測定が日常生活の一部になっている人はたくさんいる

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 高血圧が脳卒中や心筋梗塞の危険を増し、血圧測定が有効であることは確かですが、それは確率的な問題に過ぎません。高血圧だからみんな脳卒中になるというわけではありませんし、血圧が低いからといってみんな脳卒中にならないというわけでもありません。また血圧の薬を飲んだからといって脳卒中にならないわけでもないですし、薬を飲まないとみんな脳卒中になってしまうわけでもありません。

 次回からはそのあいまいな部分について、できるだけわかりやすく、データを示しながら説明していきたいと思っています。

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名郷直樹

「武蔵国分寺公園クリニック」院長、「CMECジャーナルクラブ」編集長。自治医大卒。東大薬学部非常勤講師、東大医学教育国際協力研究センター学外客員研究員。臨床研究適正評価教育機構理事。7月末に「検診や治療に疑問を感じている方! 医療の現実、教えますから広めてください!!」(ライフサイエンス出版)を出すなど著書多数。

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