牧田ドクター「最強の食事術」Q&A

糖質制限を始めるなら…まずは食物の糖質量を知ることから

食後にはウオーキングなど軽い運動を(C)日刊ゲンダイ

【Q】 糖質制限は、短期的には良くても長期的には不要というのは本当ですか。

【A】 太る原因は過剰な糖質摂取であり、肥満は万病のもとであることに議論の余地がありません。その意味では糖質制限は短期的には良くて長期的には良くない、という議論は間違いだと考えます。

 糖質制限をする人はまず、どんな食べ物にどのくらい糖質が入っているかを知ることから始めます。例えば、毎日の食事からごはんやパン、イモ類を調べてみましょう。

 糖質量は白米ごはん1膳で55.2グラム、ゆっくり吸収されるから血糖値が上がりにくいとされる玄米ごはんでも1膳51.3グラムあります。ジャーマンポテト(じゃがいも60グラム)だと11.2グラム、天丼(ご飯200グラム)で91.1グラム、食パン8枚切り(45グラム)なら20.0グラム、クロワッサン30グラムなら12.7グラムです。もちろん、缶コーヒーやジュース、清涼飲料水など口にしない。喉が渇いたら水やお茶を飲むでしょう。お菓子やケーキも糖質の塊ですから食べようとしないはずです。

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牧田善二

AGE牧田クリニック院長、医学博士、糖尿病専門医。1979年、北海道大学医学部卒業。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで糖尿病の合併症の原因とされるAGEを研究。96年から北海道大学医学部講師、2000年から久留米大学医学部教授。03年から糖尿病をはじめとした生活習慣病および肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開院、延べ20万人以上の患者を診ている。著書に「医者が教える食事術 最強の教科書」(ダイヤモンド社)ほか、多数。

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