2018年 がん最前線

がん検診の見落としを防ぐプラスアルファの検査と工夫

小林麻央さん(C)日刊ゲンダイ

 厄介ながんの代名詞ともいえるすい臓がんについては、糖尿病の人が要注意だ。

「すい臓がんは糖尿病の人に多く、糖尿病の“第4の合併症”といっても過言ではありません。ですから、糖尿病の人は、毎年1回腹部超音波検査を受けること。糖尿病の人に対するアプローチは尾道方式と呼ばれ、実際、5年生存率が大きく改善するデータが出ているのです」

 検診を受ける際は、これらの点が要注意だ。

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