健康は気になるが、ジョギングや体操をするのは面倒だし、サプリメントを買ったりダイエット教室に通うほどのお金もない。そんな人は毎日、日記を書いてみてはどうか? 書き方によっては記憶を整理するだけでなく、自らの生活習慣の是正やストレス解消となって意外な健康メリットをもたらすという。「日記を書くと血圧が下がる 体と心が健康になる『感情日記』のつけ方」(CCCメディアハウス)の著者で精神科医師・医学博士の最上悠氏に聞いた。
■手術後の回復も早い?
日記を自分のパフォーマンスの向上や自己実現のツールにしている人は少なくない。サッカー日本代表の本田圭佑選手は小学校6年生からノートに日記を書くようになり、練習や食事のメニューから反省点や戦略分析までさまざまなことを書いていたという。中村俊輔選手も16歳からサッカーノートをつけていたのは有名な話だ。