今年のランセットという一流の医学誌に、糖尿病の予防についての画期的な論文が掲載されました。それによると、前糖尿病の段階で生活改善をしても、3年弱の間に11%が糖尿病になりましたが、3種類の糖尿病の治療薬をその段階で使用した場合には、糖尿病になった人は1人もいませんでした。
これはまだ3年足らずの結果ですが、今後糖尿病の予防のために、なる前に薬を使うのが普通、という時代になるかも知れません。
医者も知らない医学の新常識