医者も知らない医学の新常識

この段階で手を打ちたい 「前糖尿病」なら薬で逃れられる

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 今年のランセットという一流の医学誌に、糖尿病の予防についての画期的な論文が掲載されました。それによると、前糖尿病の段階で生活改善をしても、3年弱の間に11%が糖尿病になりましたが、3種類の糖尿病の治療薬をその段階で使用した場合には、糖尿病になった人は1人もいませんでした。

 これはまだ3年足らずの結果ですが、今後糖尿病の予防のために、なる前に薬を使うのが普通、という時代になるかも知れません。

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石原藤樹

信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。

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