それによると、妊娠中の女性がグルテンを多く取ると、少ない場合と比較して、お子さんの1型糖尿病の危険性が、2倍に増えていたのです。グルテンの悪影響は体質にもよるので、全ての人で影響があるというわけではなさそうですが、妊娠中のグルテンの取り過ぎには、気をつけた方が良いようです。
医者も知らない医学の新常識
信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。