東大医学部付属病院放射線科准教授の中川恵一氏が言う。「米国での治験が始まる前は、計画通りに進むのか半信半疑でしたが、その後の報告を読むと、期待値は高そうです。治験が終わって実際の臨床現場で使われるようになると、頭頚部がんや膵臓がんなど体の奥にあるがんでは、手術と光免疫療法を組み合わせた治療法はより効果的でしょう」 実用化を待とう。
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