しかし、どうしてもメーカーは治療効果や副作用よりも収益のほうに偏りがちになります。そこで問題になるのは私たちのほうです。医療者や患者は、企業がそういう背景で「130は血圧高めです」といっていることをよくわきまえて、こちらはこちらで冷静に、実際の治療効果や副作用やコストを考慮したうえで、どうするか決める必要があります。でも大体はメーカーの宣伝で不安になって、医者にかかったり、健康食品を買ってしまうんですよね。残念ながら。
生活と健康 数字は語る